モノリスからマイクロサービスへの再構築により、サーバーインフラコストを45%削減した道のり。
製造業では、何年も前に構築したオンプレミスのERPを今も使い続けている企業が少なくありません。保守コストが年々増え、障害のたびに復旧に時間がかかるようになると、クラウドへの移行は避けて通れない課題となります。本記事では、製造業グループの基幹ERPをAWSへ移行した取り組みをご紹介します。
モノリスからマイクロサービスへ
システム全体をそのまま移すのではなく、モノリシックなアーキテクチャを段階的にマイクロサービスへ分割しました。各サービスはテスト完了後に順次AWSへ移行し、稼働中の生産業務への影響を最小限に抑えました。
移行計画と受入テストは日本人PMが直接管理し、すべての変更内容をお客様と明確に合意したうえで展開しました。
システムを小さなサービスに分けたことで、ピーク時の負荷に合わせてシステム全体のサーバー資源を確保する必要がなくなり、サービスごとに独立して拡張・更新できるようになりました。その結果、サーバーインフラコストを45%削減するとともに、今後の拡張や保守にも対応しやすい基盤を実現しました。